私はまだ入社してからまだ3年程しか経っていませんが、昨年から今年に掛け部下1名の育成と会社で取り組む仕事を2件、神田店内で取り組む仕事を1件任せて頂く事となりました。

世間一般的に見れば入社3年の29歳はまだまだ若手社員で大きな仕事を任せて貰えるかどうかもわかりません。
しかし、イシカワという会社は自身で考え計画をし、実行するまでを任せてもらう環境が多いと思います。

最初は小さい仕事から任せて頂き、失敗ばかりでしたが、相談や方法を教えて頂くうちに「次はこうやろう」「自分ならこう思う」と自発的な意欲・姿勢が出てくる様になりました。
やらされる仕事は仕事量・責任の大きさ問わず、後ろ向きな気持ちになり正直面白くないと思います。

会社から責任のある仕事を任せてもらう時も自分なりに考え、「やらされる仕事」から「自分からやる仕事」へ変わっていけばきっとやりがいも大きくなると考えています。

私の働いている神田店は営業・業務でコミュニケーションを非常に多く取り、常に仕事をしやすい環境を作ろうと努めています。
ただ、仕事の話しをするだけでなく、昼食時に会社近くのお店で昼食を取りながらコミュニケーションを図ったり、そこでしか聞けない話や新たに知る事によって仕事を円滑にすることが出来ます。

業務の人を始め、様々な人の協力があってこその営業職ですので、困った時やもしミスをしてしまった時にも助け合える環境を作る意識が大切だと思っています。

私も入社時は良い意味で先輩方に気を遣って頂きました。
現在は逆に新入社員に気持ちよく仕事をして貰える様に相手の立場になって考える機会を頂き、私自身の成長にも繋がっています。

専門商社の区分のイシカワではただお客様から言われたメーカー名・品番を発注すれば良い訳ではなく、幅広い商品知識・幅広い施工知識が営業職には求められます。
また施工の段取りを理解し、お客様と同じ目線で話しが出来る様になると、お客様も良い意味で手加減無しの会話へと繋がっていきます。

イシカワの販売商品とは違う商材の施工の話しやお客様と元請け様の打合せややり取りの話、政治経済の話など、関係無い話と思われがちになります。
しかし、お客様のお話しされている内容は内装資材にとどまらず、幅広い建築関係のお話をして下さっていますので、受け取り方・考え方によっては新たな商材の拡販や新たなサービスの提供へとも繋がります。

さりげない会話の中にも自身を成長出来るチャンスが転がっており、それを流してしまうか、拾い上げるかで成長の大きな差となります。
私自身、狭い世界でしか物事を知らないので、これからも学ぶ姿勢を忘れずに様々な仕事に取り組もうと考えています。